学校周辺に「道の駅」が建設予定で、生徒たちの間でも話題になっています。では、自分だったらどんな道の駅にしたいでしょうか?「イマドキ高校生」「旅が好きな20歳」「子どもが生まれたばかりの30歳お父さん」「道の駅の隣に住む40歳主婦」「近所に住むお年寄り」のうち、いずれかの立場になりきって、必要な施設・設備を考えてもらいます。
実際の授業では、右の写真のように、全国の道の駅の中から、特徴的な事例を紹介し、必要な施設・設備を考えるヒントにしました。
考えたアイディアを、同じ立場になった人同士で共有し、その後、右の写真のように全員で輪になってボールを回しながら対話していきます。最後は、ある程度の形にしていきますが、必ずしも「結論はこれだ!」というものが決まらなくてもOKです。
《このワークショップの目的》
(1)立場によって利害が異なり、様々な要望・意見が存在するということを知る。
(2)(1)の利害を調整するのが政治であることを知る。
(3)若者の投票率が低くなっており、若者が投票に行かないとなると、今回でいえば高校生や20歳、30歳の人たちの意見が反映されにくくなる。だからこそ、投票して声を届けなくてはならないということを理解する。