長井盆地西縁断層

 当日はあいにくの雨で、外に出て断層が見えている部分を見学することはできませんでした。しかし、案内役の長岡先生がカラー画像を持ってきてくれ、断層が分かる場所について解説してくれました。また、当日資料として「長井盆地西縁断層帯地震被害想定調査」(山形県)を配付し、防災教育についてもあれこれ議論しました。1時間の中でできる巡検として、避難所に指定されている学校周辺をまわり、「防災」という観点から気づいたことを議論しあうアイディアも出ました。

 写真は、野川まなび館にある可動式模型を使って、地形や人々の生活についてあれこれ議論している様子です。さすが地理教員ばかりということで、模型をみると「扇状地」「後背湿地」「散村」など、地理用語が飛び交っていました。

 野川まなび館で、佐藤館長(写真左)との一枚です。長井ダムからゴムボートでめぐるツアーも実施しているとのことで、結構な人気だそうです。次に来たときには、ぜひゴムボート、乗ってみたいですね。

 ちなみにこちらでは、長井ダムの「ダムカード」や、長井市の「水カード」をいただくことができます。教材にはもってこいですね。