2月17日、山形大学を会場に、県地理部会の研究大会が行われました。
防災学習に関する講演のほか、8つの話題提供・研究発表・報告がありました。
《当日の日程》
(1)受付 10:00~10:20
(2)開会 10:20~10:30
(3)話題提供 10:30~10:40 「領土・主権セミナー」に参加して
(4)研究発表 10:45~12:00
① パワーポイントを用いた授業実践
② 白鷹町における耕作放棄地解消に向けた取り組みについて
③ 観光統計から見る山形
④ 山形県のホップ栽培について
(5)昼食・休憩 12:00~13:00
(6)講演 13:10~14:20『高校における学校防災~地理の役割を踏まえて~』
講師:村山 良之 氏(山形大学地域教育文化学部 教授)
(7)研究発表・報告 14:30~15:10
① 北方領土~国後島の今~
② 授業で対話を生む工夫
③ 一人ひとりの学びの質を高める地理の授業づくり
(8)情報交換 15:10~15:40
(9)閉会 15:40~15:45
《村山先生の講演の様子》
学校防災についての講演をお聞きしました。特に、東日本大震災のときの様々な事例を紹介いただいたことで、その重要性を再認識することができました。学校全体での取り組みはもちろんですが、地理教員としてできることもあるはずなので、そこから少しずつ広げていく必要があるなぁと感じました。
《置賜地区 部会員による発表①》
「授業で対話を生む工夫」
(米沢工業高校定時制・高橋英路)
授業の中で生徒同士、生徒と教員の対話の場面を設定した実践報告でした。p4c(philosophy for children)やKP(紙芝居プレゼンテーション)法などの手法についての内容でした。詳細は参考資料にも掲載しています。
《置賜地区 部会員による発表②》
「一人ひとりの学びの質を高める地理の授業づくり」
(長井高校[山形大教職大学院]・金田啓珠)
教職大学院での研修を踏まえた実践および研究発表でした。特に、知識構成型ジグソー法や関係図を用いた授業に関する内容でした。なお、金田先生の授業は今年度の第4回地理部会で見学させていただいています。