第4回地理部会(H28.11.17.於 上山明新館高等学校)


《次第》

10:30~ 受付

10:55~ 研究授業(2年・地理A)

    「上山の地域を題材とした

        主体的・対話的な学びの実践」

       金田啓珠 教諭

     (山形大学教職大学院・長井高校籍)

11:55~ 授業検討会

13:00~ 情報交換会


 今回は地区外ではありますが、上山明新館高校を会場に、部会を開催しました。当地区の金田啓珠先生が、大学院で研修中であり、現在明新館高校で実習を行っているというのがきっかけです。

 ジグソー法を用いて、「上山を活性化するために何ができるか?」を考える授業でした。実行性やコストなどについて、行政関係者や農業関係者といった4つの立場から様々な考察を行い、最終的なプランを導き出していました。

 生徒の皆さんは非常に意欲的に活動しており、感心させられました。勉強になりました。ありがとうございました。


 授業検討会では、「生徒の視点」「教員の視点」それぞれで気づいたことを皆で出し合い、議論を深めていきました。課題設定や評価のあり方、資料の選び方などについて多くの意見が出されました。前回に続いてだいぶ熱い議論となり、昼食もとらないまま予定時刻を大幅にオーバーしてしまいました。自分だけが見ていては気づかないところも指摘がなされ、聞いているだけでも良い勉強になりました。

 


 授業検討会後は、昼食・休憩を兼ね、情報交換会を行いました。今回の昼食は、地元上山の「さくら亭」さんの「クアオルト弁当」です。こう認定されるには、上山の食材を使っていることやお品書きをつけることなどの条件があるんだそうです。ちょうど、明新館高校の生徒さんが栽培した紅花も使われていました。地理部会らしい昼食、美味しくいただきました。また、地理教員が各校1名しかいない中、気兼ねなく情報交換できたことは大きな収穫でした。